2012/07/28
乙女盛りのおっさんたち
先日仕事に行った場所が、自分が住んでる街のオフィス街と違ってとてもハイソな場所にありまして。
高級な街並みといいますか、街全体が綺麗で高級感があるんです。
京都の街並みみたいに規制がかかってるわけじゃないと思うのですが、商業ビルやオフィスビルの一階にあるコンビニも、テーブル席を大きくとってたり、ゴミ箱を外におかなかったりと、建物の外観に溶け込みまくってるんですよね。
おかげで急に大雨が降ってきたから「ビニール傘でも~」とコンビニを探そうと思ってもなかなか見つからなかったんですよねー(びしょびしょ)
コンビニで傘を買ってから、お昼ご飯もそこで買おうと思ったのですがその時はちょっと気分じゃなかったので、近場でランチを食べに行くことにしました。
歩き回ってると、ランチをやってるお店も多く、広くてキレイなカフェバーもたくさんあったんですよ。
クルマでの移動販売で売ってるお弁当も「マクロビ弁当」だったりね。
ハイソな街だなぁーと感動してたわけですよ。
(焼け野原は都会の中の下町育ちです)
そして、私が選んだ一件のカフェバー。
(日替わりのパスタランチがおいしそうだったの)
重い扉を押して入ると、「お一人ですか?」と声をかけてくれたスタッフの顔を見て度肝を抜かれました。
「カウンターにどうぞ」って一人だからってバーのカウンター席に案内されたのは落ち着かなかったですが、さらに落ち着かなくなることに、スタッフの男性が男前すぎる!!
時間よ止まれ!!というくらいの男前。
もう注文の間ドキドキが止まらないくらいの男前。
できるものなら「この時間よ永遠に!!」と願わずにはいられないくらいの男前。
くーそーーー!シャレオツ、ロンゲの、オシャレヒゲの男前なんて!!
オダギリジョー似のメンズなんて!!!
ちきしょーー!大好きだ!!!
ドキドキするからそっちは見ないぞ!!と思いつつ、先に出てきたサラダをむしゃむしゃ食べてたのですが、視界にその男前が入るとご飯が食べにくい。
当たり前ですが、そんな人の食べてるところをまじまじと見るようなスタッフは居ないのですが。
見られてるわけじゃないけど!視界に入るだけで緊張する!男前の前で何かを口に運び、咀嚼してるところを見られるなんて!そんな羞恥プレイなんて!!
でも、いなくなると探しちゃう。
見たいけど直視できない。
目の端にいると緊張する。
だんだんとパスタの大まかな味しかわかんなくなる。
ドキドキしすぎてくるくる回すパスタがうまくフォークに絡まらず渦を巻き続けるような?
こんな単純な動作がおぼつかなくなるのよ?
あたしってこれ、相当気持ち悪いこじらせオンナなのでは・・・?
NON!!
チガウ!!
男性と接することがなさすぎて、これ一周回って乙女になってるんじゃね?
会社では頼れる課長。
家庭では通勤には片道1時間半の郊外に家を構える夫。
子供は年頃の高校生と中学生が二人。
毎日仕事を無難にこなし、休日には書斎にこもって読書。
週末の飲みニケーションを断る新入社員に厳しくは言わないが、「時代がかわったんだなぁ」と寂しく思っているが、自分も積極的に飲みに行くタイプではない。
そんな私が毎朝楽しみにしているのは、いつも同じ時間の同じ車両に乗っている「カノジョ」を見ることである。
偶然いつもより一本早い電車に乗ったときに出会った人で、次の日また会えるかもしれないと早い時間に乗るようになったのだ。
もちろん、自分の子供と変わらないであろう年頃の彼女に対して、恋心をもっているなんてことはありえないが、彼女は自分が学生の頃に憧れていた、近所に住む3つ上の「お姉さん」に似ているのだ。
私は名も知らぬ「カノジョ」を見るたび思い出すお姉さんの面影を懐かしんでいるのだ。
なーーんて香ばしいおっさんの2度目の初恋みたいな?
一周回って遅く来た青春みたいな?
そんな純情な感情が空回りしちゃった物語が漂ってきそうじゃね?
って、仕事が終わってからこの気持ちをぶつけるために、数年来の友人(男)がやってるカフェに飛び込んだわたくしですが、男前の話をした時点で
「キモチワルイ」
っていわれちゃった☆チャハ
なんでやねん
なんでやねん
なんであたしが「男前がおって緊張してご飯食べられへんかったわー」って言うただけでキモチワルイっていわれなあかんねん
あんたあたしのことなんやと思ってるねん
「おっさんみたいに下ネタ言うくせに、見ただけで緊張するとかないわー」
言われました。
軽い下ネタ、恋愛の話は人と仲良くなるために使うツールじゃんか。
そんなのフツーだって。
てか、自分だってあたしが
「刑務所の隠語でオナ○ーのことアタリっていうねんて!
それ見つかったら「陰部摩擦罪」って罪になるねんて!」
って言ったら嬉しそうにゲラゲラ笑ってたじゃねーかよぅ。
(オモコロの「普通ラジオ」で仕入れた知識)
よくよく考えたら、自分の周りには「オトメ」どころか腐る前の香ばしい果実しかないのだと感じました。
非常に残念です。
おちまい。
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