先日、夜に少々網戸を開けつつコンビニクーラーの排気をなんとか逃がそうと四苦八苦していたのです。
夜に、網戸を開けて。
それがこんなことになるとは一切思ってなかったのですが、
途中喉が渇いたのでキッチンに行こうとしたら、「ブブブブブブブブ」と。
怪しい音がするんですよ。
ガサガサガサ・・・ブブブブブブ・・・・
もう姿は見てないですけど完全に昆虫の羽音なんですよ。
小鳥とかじゃなくてね。
幼少に住んでたオンボロ家のトイレの窓をあけたら、隣の家の軒下にスズメバチの巣があったのですが、それをほったらかしておいたらうちの家のベランダにより巨大な巣を作られたのを思い出しました。
その鳥肌ものの音のする方向を見たら、押入れの下あたりに直径5~7センチくらいの大きさの虫がいるんですよ。
あまりのデカさに、もう風の谷のナウシカにでてくる傷ついたウシアブに出会ったトルメキア兵みたいな恐怖に駆られましてね(原作の方)
もう自分の部屋の所有権をめぐって、蟲との深夜の命懸けの決闘を繰り広げました。
蟲のやつは蚊のような細長い手足なんですけど、胴体が蜂みたいに黄色と黒でシマシマ。
でも、蜂と違って胴体は細長くて。
完全に小学校くらいで行った林間学校で泊まった山小屋でしかみないような蟲なんです。
虫って、小さいのは平気ですけど、あたしは肉眼で手足がはっきりと確認できるくらいの大きさになると苦手なんです。それはもう虫じゃなくて蟲。殺すのもちょっと躊躇する感覚ですね。
だので、部屋にゴミ箱用に使おうと思ってたビニール袋がありましたので、それでなんとか捕獲して、外にビニール袋のまま投げてやろうという作戦に。
袋を構えると、敵はお尻をくいっと上にしつつ「ブブブブブブブブブブブブ!」と羽を動かすんです。
完全に威嚇ですよ。
それか求愛。
もうその蟲が「刺すのか噛むのか触るだけでかぶれるのかわからない」っていう恐怖がピークに達する前になんとか袋に追い詰めてベランダにおっぽりだして、部屋の所有権は私が引き続き持つことになったのですが、朝の4時くらいまでずっと網戸の向こうから「ブブブブブブブブブ!!!」って呼ばれてました。
そんなに呼ばれても同棲なんて考えられないので、部屋にあったFLAIR(衣類のリフレッシュミスト)のフローラルスイートを網戸のこちからかぶっかけるという行為でまんまと嫌われることに成功しました。
きっと彼は今頃、素晴らしいフローラルスイートの香りで異性にモテまくってることでしょう。
スターシップ・トゥルーパーズに出てくる虫っぽかったのですが、あの虫の正体がわかる方はいらっしゃいますでしょうか。
わかったところで同棲生活はやはり無理だと思いますが。
おちまい。
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